アジア人の好物は飛行シラミ
イタリアを北端のチロルから南のシシリアまで旅行するために少しイタリア語も勉強したよと言ったら,語学学校の同じ教室のイタリア人女性が,「いいわね,でもRとLだけは間違わないでね。私が恥ずかしいから。ほんとにアジア人は・・」
友人のドイツ人は「アジアを旅行すると,飛んでるシラミが美味しいとよく奨められるよ,ハハハ。それで頼んだら炒飯だった。まったくアジア人は・・」
ぼくは一郎という名前なのですが,パスポートの切り替えのとき,領事館の窓口でichiloと書いて出したら「ダメです,Rに書き直してください」「どうしてでしょうか」「規則ですから」
ラーメンがまだ今日ほど広まっていないころは,100% RAMEN と書かれていました。
十数年前に初めて,LAMENという記載を目にして以来徐々に増えている印象で,最近はLAHMENまで出てきました。
やはり,9割9分の日本人が言うラーメンは "LAHMEN"
もうしばらくすると,現地のヨーロッパ人から「おいどっちなんだ」という声が上がり始めるかもしれません。
ドイツでは,寿司は「ズーシ」,柔道は「ユードー」と呼ばれることにもう違和感はなくなりましたが,これらの例はスペルが同じで発音が違うだけ。
ラーメンは両方に影響があるので,そろそろ海外向けに日本側での統一が求められるのではないでしょうか。